志村けん、千鳥に伝えた真髄、オナラ3種類の訳…笑いに魂を売った男! (2/4ページ)

日刊大衆

 テレビ収録のようなスタジオではスタッフの反応しか分からないため、お客さんの生の反応を知りたい、楽しませたいという思いから舞台を始めたといいます」(芸能記者)

 志村さんは舞台の本番についても、「その日によって空気が違う。舞台に出た瞬間に違和感を感じることはよくある。そういうとき、いかにしてお客さんの呼吸を自分たちの呼吸に持ってくるか。自分たちのペースに持ち込まないと笑いも起きない。そういう意味でも日頃から、稽古で試しておくことは大切なんだよ」と舞台への思いを明かしている。

「細かい衣装や小道具についてもそうですし、オナラの音にしても3種類用意して、“これはちょっと水っぽいな”とか“これはカラッとし過ぎているな”とか(笑)。“大の大人たちが真剣にやりとりしている姿は、冷静に考えるとすげえ面白いよな”と、こだわりを語ることもありました。

 また、『志村魂』ではほとんどが志村さんのセリフで展開されます。膨大なセリフを覚える秘訣として“必死で覚えているんだよ。俺だって最初は覚えるのが苦手だったよ。だから、常に台本は読むようにしているんだ。台本も『お風呂用』から『トイレ用』、『車内用』と場所に合わせて用意しているんだよ”と、どこにいるときも台本を頭に入れていたと、舞台にかける情熱、やる気をうかがわせる場面もありました」(前同)

■生涯コメディアンを貫いた

 志村さんはコメンテーターとしてメディアに出ることなく、生涯コメディアンを貫いた。

 前出の芸能記者は話す。

「志村さんは“自分の体が動くうちは、やり続けたい”と言い、笑いをやるうえで必要な体力をつけるために、散歩や食事には気をつけていたようです。何歳まで続けたいかという質問をされた際には“そういう目標はないけど、死ぬときはやっぱり……腹上死かな”と、志村さんらしくジョークを交えて話していましたね(笑)」

 2018年8月には注目している若手芸人についても語っている。

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