王貞治、長嶋茂雄、清原和博…プロ野球「伝説の一打」感動舞台裏 (3/5ページ)
落合のソロ本塁打で巨人は先制するも、すぐに同点に追いつかれる。3回表、松井のバントで二塁に送った走者を、落合がライト方向に落として執念の1点。
「先発した中日の今中にとっては“追いついた直後の落合さんの適時打がショックだった”。古巣相手、しかも“長嶋さんを胴上げする”と言って巨人入りしただけに、あの日の落合には鬼気迫るものがありました」(前出のベテランデスク)
落合は続く3回裏、守備中の負傷で退場したが、結局、6対3で巨人が勝利して見事、優勝を果たした。「落合は、この試合前日、“明日負けたら俺、引退する”と信子夫人に告げたそうです。ただ、逆に“あんた、負けるつもりで名古屋に行くつもり?”とハッパをかけられた。さすが、ですよね(笑)」(夕刊紙プロ野球担当記者)
■バース、掛布、岡田「バックスクリーン3連発」
85年4月17日、甲子園球場におけるバックスクリーン3連発。巨人の槙原寛己から、ランディ・バースの3ランを皮切りに、掛布雅之、岡田彰布とバックスクリーンにアーチをかけた。この3連発の勢いそのままに阪神は打ちまくり、リーグ優勝、そして日本一に輝いた。
■清原和博「日本シリーズKK対決3本塁打」
85年の涙のドラフト以降、何かと比較された清原和博と桑田真澄。94年の日本シリーズで、清原がそのライバルにリベンジを果たす。第1戦、先発の桑田から1号ソロを放つと、第5戦で再び先発した桑田から2本のホームランを放った。
「3本目を打たれた際、桑田はマウンドで小さな笑みを見せたんです。