モンゴルに自由と統一を!日本人と共に民族独立を目指したバボージャブ将軍の戦い【三】 (2/6ページ)

Japaaan

既に家庭はあったものの、妻に「モンゴル族の誇りと独立を取り戻す戦いに参加せずして、何がチンギス=ハーンの末裔か」と促されて志願したバボージャブでしたが、与えられた任務は敵の後方攪乱など、華々しくない「脇役」ばかり。

義勇兵たちは不満を溜めて士気が下がり、規律も乱れ始めてしまったため、満洲義軍の呼びかけ人である花大人(ホァ・ターレン)こと花田仲之助(はなだ なかのすけ。日本陸軍の情報幹部)から、不満分子の説得を任されます。

「気持ちは解るが、今回は満洲人やモンゴル族にとって、独立を勝ち取るための戦いだ。小さなこだわりを捨てて力を合わせなければ、強大なロシア軍は倒せない……まぁ、暫くすれば、不慣れな土地で戦う日本軍は俺たちに協力を求めて来るさ」

満洲の荒野に生きて来た騎馬民族の誇りを胸に、バボージャブたちは一致団結。任務を遂行するのでした。

黒溝台の会戦、そして奉天の決戦で奇跡の逆転勝利

かくしてロシア軍の後方攪乱や糧道寸断に暴れ回ったバボージャブたちでしたが、その読み通り、日本陸軍は果敢に善戦していたものの、不慣れな土地でしばしば苦境に陥っていました。

健闘する日本陸軍。しかし……。高橋美邦「沙河会戦」明治三十七1904年

光緒二十九1904年10月9日~20日の沙河(しゃか。

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