モンゴルに自由と統一を!日本人と共に民族独立を目指したバボージャブ将軍の戦い【五】 (4/6ページ)
ここは辛抱だ……!)
ナスンアルビジフと合流したバボージャブは勅命によって南方方面営長(大隊長)に任ぜられ、開魯鎮の烏泰王に加勢して中華民国軍と交戦します。しかし、ここでしばしば内輪揉めが発生し、戦術性の違いから開魯鎮は陥落してしまいました。
「……もうアンタらとは一緒にやれねぇ!こっからフレーまでは独自に行動させて貰うぞ!」
バボージャブ軍は自前の兵を率いてナスンアルビジフの本隊から離脱。その後も各地を転戦しながら12月にフレーへ到着すると、さっそくボグド=ハーンに召し出されました。
「そなたがバボージャブか……赫々たる武勲は聞き及んでおる。南モンゴルを開放し、南北統一の大望を果たす扶(たす)けとて、まこと恃みにしておるぞ……」
「ははぁ……微力ながら粉骨砕身、我らが大モンゴル国の弥栄に奉公致します……!」
晴れて将軍に叙任されたバボージャブは、ホチト旗の家族を呼び寄せて身柄を確保。後顧の憂いなく翌年からの出征に備えるのでした。