モンゴルに自由と統一を!日本人と共に民族独立を目指したバボージャブ将軍の戦い【五】 (6/6ページ)

Japaaan

「満洲・モンゴルの連携が実現すれば、中華民国も容易には手が出せず、互いの民族独立も叶うだろう」

南モンゴルの近代化に貢献したグンサンノルブ。Wikipediaより。

利害の一致した満洲とモンゴルが急速に接近する中、バボージャブは川島浪速との親交を深め、共にアジア解放の大義を語り合うまでの関係を育みます。

……が、満洲人国家の樹立計画は、その後ろ盾となっていた日本政府から「待った」がかかり、そのまま沙汰止みとなってしまいました。

「……仕方あるまい……日本としては、あまり露骨に独立運動を支援すれば、ロシアと中華民国を同時に敵に回すことになる……そこまでの国力はまだ回復していない筈だ……」

しかし、川島浪速との出会いはバボージャブにとって大きなものであり、その後も盟友として民族独立の闘いに大きな力を発揮するのでした。

【続く】

※参考文献:
楊海英『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』文藝春秋、2014年11月
波多野勝『満蒙独立運動』PHP研究所、2001年2月
渡辺竜策『馬賊-日中戦争史の側面』中央公論新社、1964年4月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「モンゴルに自由と統一を!日本人と共に民族独立を目指したバボージャブ将軍の戦い【五】」のページです。デイリーニュースオンラインは、川島浪速ボグド=ハーンバボージャブ馬賊モンゴルカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る