私立高の75%がオンラインで授業、私大では87%。 私立高の半数以上は短縮勤務体制 (全国の私大・私立高校対象「緊急事態宣言下での教員の働き方緊急アンケート」) (2/7ページ)
質問は、 Ⅰ. 授業の代用措置について
Ⅱ. 教員の勤務態勢について
Ⅲ. 緊急事態宣言(臨時休校)後の教育態勢・教員の働き方について
の3分野で尋ね、集計分析結果は次のとおりとなった。(速報版を添付。)
私立高等学校の概況
Ø 75%の私立高が「オンライン化活用で授業実施」と答え、巷間伝えられる公立高校のオンライン授業の環境整備の遅れと、差は明らか。
Ø (複数回答可能ながら)授業オンライン化では「外部のeラーニングシステム」の導入も35%に上る。
Ø 今回の調査では、「全ての生徒がPCやタブレットを保有して在宅での授業が可能」との答えは23%。生徒側の通信環境の確保のため、スマホの一部利用も認めた上で環境整備に努めている。
Ø 宣言下での勤務体制は、在宅勤務、短縮勤務、フレックスタイム制、自宅研修・研究制度利用など様々な対応で工夫が見られる。在宅勤務も、短縮時間との組み合わせや分散出勤・輪番制、授業動画収録の必要時のみ出勤など多岐に亘る。
Ø 休校期間中における教員や派遣教員の給与は、当然ながら従来通り支払われており、派遣教員の契約解除の例はない。
私立高等学校の分析
Ⅰ. 授業の代用措置について
複数回答可能による通常授業の代替措置として「課題やプリントの提供」が93%と圧倒的で、「夏期休暇への振替え」が82%と続く。「補講・補習で調整」は29%、「冬期休暇への振替え」も21%あり、「土曜日授業の検討等」も19%に上る。
授業のオンライン化の実施状況は「既存のオンラインシステムの活用」が44%あったほか、「急ぎシステムを整備した」も31%あり、「システムの活用なし」は8%に留まる。この「システムの活用なし」の理由を尋ねたところ、「学校側の機材等の不整備」が62%、「生徒側の機材等の不整備」が92%にも上った。複数回答可能による授業のオンライン化の実施中及び整備中の方法は「授業のライブ配信」が52%、「授業のオンデマンド配信」も同じく52%、「市販の教材やスタディサプリなどの活用」が64%あった。