「逆ギレする人」の本当の心理 (3/6ページ)

マイナビウーマン

私が8年たってもモヤモヤを引きずっているのは、その場で怒れなかった自分にふがいなさや無力感を感じたからだ。

だからこそ、今は心に誓っている。怒るべき時にはちゃんと怒ろうと。それは自分のためでもあるし、自分以外の人のためでもある。

私が怒りを表明しても、50を過ぎたおっさんの価値観は変わらないだろう。でも「有権者に向かってよくそんなこと言えるな、タダですむと思うなよ!」と本気で怒れば、相手をビビらせることはできただろう。

そうすれば、相手の行動を変えることができたかもしれない。そいつが今後、他の女性に「あなたって言うなー!!!」と幼稚な逆ギレをしなくなれば、人類にとっての大きな進撃になる。

■間違った言動に対しては瞬発力を持って怒る

怒るべき時に怒らないと、自分の権利を守れない。だが日本人は「怒ることは悪いこと」と刷り込まれている人が多い。これは権力者にとって実に都合のいい話である。

民草が「自己責任」「怒るなんてわがまま」と刷り込まれていたら、権力者は批判されずに済む。「自分の頭で考えず、お上に従った方が楽」と思考停止してくれれば、やりたい放題できるだろう。

各国の男女格差を測るジェンダーギャップ指数121位のヘルジャパンでは、怒る女性が特に叩かれる。私も若い頃は「女は笑顔で愛想よく」「セクハラされても笑顔でかわすのが賢い女」と洗脳されていた。

けれどもMeToo、KuToo、フラワーデモ等によって、社会は変わりつつある。それは女性たちが怒りの声を上げたからだ。

私も性差別や性暴力を殲滅したいフレンドなので、「女は感情的」「ヒステリーババア」「更年期ww」と揶揄されても「うるっせえ!!」と元気いっぱいに怒っている。

そんな私のコラムを読んだ読者から「自分も怒っていいんだと気付いた」「セクハラやパワハラにNOと言えるようになった」と感想をもらうのがうれしい。

そして「拙者ももっと怒る練習をするぞ、ブオオー!」と法螺貝を吹いている。

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