「逆ギレする人」の本当の心理 (2/6ページ)

マイナビウーマン

私はポカーン顔になりつつ「そうか、このおっさんは自分より若い女から『先生』じゃなく『あなた』と呼ばれたことにキレているのか」「自分の方が絶対的に上だと信じているから、私が対等な口を利いたのが許せないんだな」と理解した。

そこへ取り巻きの連中が「先生、まあまあ」と止めに入った時もまだ「あなたは失礼だろう!!」とおっさんは怒鳴っていて、「私のことはおまえって言いましたよね?」という私の言葉は無視された。

拙者は激おこのブッコロ助になっていたが、これ以上騒ぎが大きくなると周りに迷惑をかけてしまう、と思って我慢した。

その後、イベントのスタッフから「ありがとう」「スッキリしました」とか言われたが、私は全然スッキリしなかったし、いまだにモヤモヤを引きずっている。

それは、その場でちゃんと怒れなかったからだ。

当時の私は空気を読んだわけだが、空気なんて読まなくて良かった。だって私は理不尽に怒鳴られた被害者なのだから。

あの場でO元議員に対して「あなたこそ失礼ですよね? 私に怒鳴ったことについて謝罪してください」と言うべきだった。そこでさらに逆ギレされても「有権者に向かってよくそんなこと言えますね? 勇気ありますね、あなた」ぐらい言ってやればよかった。

それができなかったのは、空気を読む癖が染みついていたから。かつ、私の反射神経が鈍かったからだ。

もし私がハンジさんだったら、その場で毅然と抗議しただろう。または反射的にうなじをそぐか、「いらないのは右と左のどっちの睾丸?」と拷問用の締め具のネジを回しただろう。

一方、普段から反射神経を磨いてないと、予想外の逆ギレに混乱してポルナレフ状態(※2)になってしまう。また「空気を読むのが正しいこと」と刷り込まれていると、言いたいことを言えないポイズン状態になってしまう。

(※2)ポルナレフ状態/『ジョジョの奇妙な冒険』第3部と第5部に登場するポルナレフが「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…」とパニクる状態。

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