元祖かかあ天下!飛鳥時代、絶体絶命の窮地を切り抜けた豪族の妻【下】 (4/4ページ)
形名らはみごと蝦夷の軍勢を討ち平らげて朝廷に服属を誓わせ、しばし東国に平安をもたらしたのでした。
「やれば出来るじゃない!」
「いやぁ、あの時はお前のお蔭で助かったよ」凱旋して一安心の形名と妻(イメージ)。
その功績は、敵より怖い?妻がいたからこそと言えるでしょう。
「上州名物 何かと問えば かかあ天下に カラっ風」
強い女が、男を上げる……そんな県民性は、上毛野(かみつけぬ)が上野(かみつけの)国、そして群馬県となった現代にまで受け継がれているようです。
【完】
※参考文献:
宇治谷孟『全現代語訳 日本書紀(下)』講談社学術文庫、1988年8月
田中良之『古墳時代親族構造の研究』柏書房、1995年5月
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