長嶋茂雄、王貞治…プロ野球スターが本誌に語った「ホームラン級名言」 (5/5ページ)
「とにかく早く終わらせたいやろ。バッターがファウルを打った時、キャッチャーに、追わなくてもいいから早く勝負しようっていったんだよ」
当時、球界を席巻していた安打製造機・イチローについても“らしい”ひと言。「それにしてもイチローはいいな。塀の中で新聞を読んで噂は聞いていたけど、出所して実際に見たらやっぱり本物だったね」
江夏の盟友として知られるのが、鉄人・衣笠祥雄。91年1月28日号の「美川憲一の『“あんた”ナニしてんの?』」に登場。美川から、桑田真澄や江川卓らプロ野球選手の間に財テクが流行している風潮について聞かれると、一本気な衣笠らしい答えが返ってきた。「生き方としては、カネカネカネの今の時代に合ってるんでしょうけどね。ボクは合いませんね。野球を天職というか、ただ一つのことを見つけて、それを全うできたら幸せというタイプですから。(中略)人生にカネも計算もある程度は必要ですけど、それだけじゃない」
最後に、95年1月16日号にて、オリックス監督の仰木彬が、教え子でもあるパンチ佐藤の「ドンパチ対談」に登場した際に残した名言を記しておこう。「プロ野球やから、お客さんが入って、なんぼやろ」
そう、これこそがイチローを育て、清原和博に男の花道を作り、ファンを喜ばせてきた男の哲学。レジェンドの味わい深い名言は、我々を元気にしてくれる!