河野発言で脚光!自衛隊「UFO遭遇マニュアル」と「宇宙作戦隊」の実力 (2/3ページ)

Asagei Biz

事前に策を練っていないことにより、各方面からの非難を呼ばないように、先手を打ったとみるべきでしょう」

 野党やマスコミのツッコミ対策? では、なぜ同時期に、自衛隊が新たな宇宙戦略に打って出る必要があったのか。5月18日、航空自衛隊に正式発足した部隊の名称は「宇宙作戦隊」。府中基地を拠点として、防衛大臣の直轄部隊だというではないか。これこそ「対UFO部隊」に違いない。

 ところが、前出・黒井氏は冷静に切り返してくる。

「宇宙作戦隊の主任務は、現在も行っている衛星の監視を拡大すること。いわば、宇宙を監視する自衛隊版の天文台のような存在です」

 新編成部隊の発足とUFO映像公開が、偶然にも同じタイミングだったということらしい。とはいえ、河野氏が「対応を定める」と明言したからには「UFO遭遇マニュアル」を策定しなければならない。その内容について、前出・黒井氏に分析してもらおう。

「UFOが日本の防空識別圏に入ってくれば空自がスクランブルをかけます。そのうえで、相手に『ここから先は日本の領空である』と警告する。UFOのみならず、他国の侵入者への対応と同じですね」

 いやいや、そのUFOに異星人が乗っていたら、どんな言語を使っても通じない可能性が大きい。そんな手ぬるい対応でいいのか。

「無反応のまま防空識別圏を越えて領空に入ってくれば、それは重大な事態です。理屈としては、その時点で撃ち落としてもいいのですが、日本の場合、先に攻撃されないかぎりそれはありえません。司令官の判断として、そのまま追尾して警戒を続けるということになるでしょう」(前出・黒井氏)

 UFOとランデブーするパイロットは、たまったもんじゃない。が、これが現実らしい。ただし、非難の矛先をかわすためのマニュアル策定ならば、UFOからの攻撃も想定する必要が出てくる。

「相手が攻撃してくるなら当然違う対応になります。指揮系統としては、現場のパイロット→現場の司令官→航空総隊司令官→防衛大臣→最高責任者である総理大臣と伝達され、防衛出動となります。そうなれば、実戦的な攻撃になり、恐らくF-15をはじめとする主力戦闘機で対応することになります」(前出・黒井氏)

 F-15は誘導ミサイル攻撃も可能。

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