長くてつらいトンネルの「出口」になれたら。EXITが2人で目指す場所 (1/4ページ)
取材・文:井田愛莉寿(マイナビウーマン編集部)、撮影:須田卓馬
“「俺らが、みんなの長くてつらいトンネルの『出口』になれればいいなって」”
仕事がうまく行かずに落ち込んで、ぼーっと見ていたテレビ番組。そこに映っていたのは、チャラすぎる風貌の2人。そして、ギャップありまくりなコンビ名の由来話。
EXITの2人にインタビューすると決まった時、思い出したのはそんな瞬間の記憶。
今の自分は、あの時何に悩んでいたかも忘れているくらいだから、きっとテレビの向こう側にいた2人がちゃんと出口まで連れて行ってくれたのだろう。
今回届ける選択肢は、笑いで誰かを救い続ける2人のスーパーヒーローの話。
■凸凹な2人がコンビになった瞬間
「出会った頃、りんたろー。さんが人生楽しくなさそうに生きてたんすよ。未来が見えないみたいな、そんな顔で漫談してたんです。だから俺が救って、一緒に楽しい道へ導いてやりてぇなと思ったのが、誘ったきっかけでした」(兼近さん)
本気なのか、冗談なのか。どちらとも取れない表情でひょうひょうとコンビ結成秘話を語る兼近さん。その隣で、りんたろー。さんが少し照れくさそうに笑う。2人の絶妙な空気は唯一無二で、純粋にうらやましい距離感だと思った。
「こいつ、いきなり『M-1かき回しましょう』って声をかけてきたんですよ(笑)。すげぇ失礼な後輩だなって思ったのが本音。でもまぁ、その勇気を買いました。で、一緒に漫才をしたら最高に楽しいものができた。その瞬間、100パー売れるって確信したんです」(りんたろー。さん)
不完全燃焼な日々を過ごしていたのは同じ。でも、芸人を目指した理由を聞けば、2人の答えはバラバラだから面白い。
「元々は芸能人になりたかったんですけど、俳優も歌手もモデルも無理。自分のビジュアルを踏まえると芸人しか残っていなかったんですよ(笑)」(りんたろー。さん)
「俺の場合は、いろんな人に迷惑をかけて生きてきたから。