長くてつらいトンネルの「出口」になれたら。EXITが2人で目指す場所 (4/4ページ)
これから先の野望を聞けば、「東京ドーム?」とこぼす兼近さんに、当然のごとく「だね」とりんたろー。さんが相槌を打つ。
「東京ドームで芸人が漫才をやるっていうのは、そうそうないことだと思うから。『芸人』というポジションを高めていきたいんすよね」(兼近さん)
「そうやって、EXITがお笑い界を盛り上げられたらいいよね」(りんたろー。さん)
ここで、取材の裏話を一つ。
インタビュー前、「人生観とか、ちょっと真面目な話を聞かせてください」と、2人には申し訳なさすぎる布石を打った。だけど、やっぱり出てくる話や掛け合いはまるで漫才のようで、この記事では書き切れない脱線と笑いで現場は溢れていた。
一度は長いトンネルの中で立ち止まった経験のある2人だからこそ、「誰かの出口になりたい」という言葉は本気なのだろう。目の前にいる一人から、メディアの向こう側にいる何百万人まで、一人残らず笑わせたい気持ちは十分すぎるほど伝わってきた。
東京ドームの出口で、2人が笑顔の観客を見送る日は来るのだろうか。来る気がしてならないのは、きっと私だけじゃないと思う。ヒーロー達の快進撃はまだまだ続く。