長くてつらいトンネルの「出口」になれたら。EXITが2人で目指す場所 (3/4ページ)
その横を歩いたら、多分空いてるんすよ。だって、壁って一生続かないから。
一回ぶつかった壁を前に怖くなるかもしれないけど、みんな何だかんだ怖いことが好きでしょ? ジェットコースターに乗りたがるし、怖いもの見たさに新しい場所へ行く。俺は、それと一緒の感覚です」(兼近さん)
■目指すは東京ドームで漫才をする芸人
最近じゃEXITの2人を目にしない日の方が珍しい。テレビ番組に、YouTube、SNS。いつもメディアの中心には彼らがいて、飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのことだと実感する。
さらに第7世代という言葉は瞬く間に広がり、EXITは昨今の若手芸人ブームを牽引する存在となった。
そんな無敵の2人に「ライバルの存在は?」と聞けば、目を合わせて「やっぱり『ちゃらん婆』しょ?(笑)」と悪い笑顔を見せる。
「めちゃくちゃチャラいコンビなんですけど、ちゃらん婆だけには負けたくないっすね。だって俺ら、ちゃらん婆を見てチャラ男芸人を思い付いたんで(笑)。俺らが後発、二番煎じ!」(兼近さん)
「いや、本当にそうなんだよね。ただ、ネタがチャラすぎて一切笑えないっていう(笑)。そこで俺らはちょっとテコ入れしたの。だってあいつら、Zimaの瓶持って漫才するんですよ?」(りんたろー。さん)
「Zima飲んだ状態で舞台に立つやつ、お客さんもさすがに笑えないでしょ(笑)」(兼近さん)
話は変わって2019年12月29日、EXITはパシフィコ横浜で単独ライブを行っていた。
その演出は、私たちが想像する“お笑いライブ”の域をはるかに超えていて、多くの観客を驚かせた。OPムービーが流れたかと思うと、2人はステージの下から飛び出し、音楽に合わせて歌う。まるでアーティストのライブのように。
https://www.youtube.com/watch?v=AMD5K7qeMzE
二番煎じだなんて冗談を言って笑う彼らだけど、新しいことを生み出す姿勢と意欲は止めない。そんなEXITはこの先どんな景色を見せてくれるのか。