天才テリー伊藤対談「喰始」(4)昔の僕、そんなにひどい人でした? (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー アハハハ、そうでした?

 そうですよ。それでも「テリーさん、おもしろいよね」と思う人がいて、ついて来てくれたわけでしょう。つまり、それはテリーさんを信用しているわけじゃないですか。今は、そういう人を大事にして、「お前が困っている時は助ける。俺が困ったらお前も助けろよ」っていう、古い義理人情みたいなものをもう一回復活させなきゃいけないと思いますよね。

テリー そういうふうに考えるようになったのは、最近のことですか。

 うん、特に今回のコロナ騒動は大きかった。例えば東日本大震災の時、日本人はマナーがよくて、被害者同士が仲よくやっている姿が外国から称賛されたりしたわけじゃないですか。ところが、コロナ関連で出てくるニュースを見ていると、みんな自分主義で動いていることが浮き彫りになってきて、僕なんかは「日本人の正体がだんだんバレてきたな」という印象があるんですよ。

テリー ああ、それは僕も思いますね。

 だから今回の騒動をきっかけにして日本人は一度底まで落ちて、そこから信用できる人間同士がどうつきあっていくかを考えていかないといけない。僕はそう考えています。

テリー さすがの慧眼ですけど、WAHAHA本舗の笑いとは真逆のこの真面目さ(笑)。

 ハハハ、笑いのほうは来年の全体公演でぜひ。必ずやりますので。

テリー 楽しみにしています。必ず行きますから。

◆テリーからひと言

 いやあ、うれしくなるぐらい変わらない、まさに演出家バカだね。ぜひ、また何かご一緒にできる日を楽しみにしています。

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