「全品半額」はガチだった!ドミノ・ピザがテイクアウト販売を強化するワケ (2/2ページ)
つまり、普段1800円で提供しているピザの原価は安く見積もっても360円となるため、900円で提供したとしても十分に商売として成立する計算になります」(飲食店コンサルタント)
こうした原価の安さに加え、ドミノ・ピザは多様なキャンペーンを打ち出すプロモーション戦略で、消費者に“安い”と思わせることに成功しているのだろう。
6月15日の正午、さっそく筆者は最寄りのドミノ・ピザへ行ってみた。店の入り口には「全品半額」と大々的にポスターが貼られており、注文したのは「カリフォルニアスタイル チキン&ベーコン」のMサイズ。値段は900円だ。
しかし、女性店員はタブレットで会計を計算し始め、提示した額はというと…。
「1078円になります」
「え!?」
「900円に消費税が加わりまして、1078円になります……あっ、失礼しました。972円になります」
どうやら980円の別の商品を、イートインの消費税10%で計算してしまったようだ。デリバリーとテイクアウトは消費税8%だが、店内のスペースで食べる場合は10%。さらに15日から始まったキャンペーンで何枚持ち帰りしても半額と、スタッフも対応に追われている様子だった。報道によれば、コロナ禍での需要増を受けて7400人を新規採用したというドミノ・ピザ。自宅でおいしいピザが格安で味わえるのも、スタッフの頑張りがあってこそかもしれない。
(角南丈)