レトロ感がたまらない!ドリフターズにリメイクされた名曲たち。その元ネタを紹介! (4/4ページ)
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物価が高くなっても、給料は据え置きでも気にしない。とにかく大はしゃぎする日本人(イメージ)。
ただし、世間のはしゃぎっぷりとは裏腹に、あまり庶民の生活向上にはつながらず、やがて世界恐慌、第二次世界大戦へと暗い影を落とすのでした。
ちなみにトンキンとは現代のベトナムを指し、倍の倍の倍になる勢いで高騰する国産米の代わりに、中国大陸で作った南京米などと共に食べられていたようです。
元歌の社会諷刺に対して、ドリフターズでは独り身の淋しさを歌う曲としてアレンジされており、この主人公が幸せになることを願わずにはいられません。
他にもたくさん!探してみよう!以上、今回はお気に入りの3曲を紹介しましたが、ドリフターズの曲にはどこかで聞いたような懐かしさを感じる曲がまだまだあります。
歌の主人公は大抵ドジで失敗ばかりですが、それでも明るい未来を信じて前向きに生きて行こう……そんなメッセージが感じられるでしょう。
※参考文献:
江波戸昭『戦時生活と隣組回覧板』中央公論事業出版、平成十三2001年12月
大和田建樹・奥好義編『明治唱歌 第一集』中央堂、明治二十一1888年5月
添田知道『添田唖蝉坊・添田知道著作集 4 演歌の明治大正史』刀水書房、平成十七2005年3月
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