着物も障子もお雛様も。日本の伝統では右より左が格上の「左方優先」である理由 (1/2ページ)

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着物も障子もお雛様も。日本の伝統では右より左が格上の「左方優先」である理由

運転免許をとるとき習いましたよね、「左方優先」。同程度の道幅の信号のない交差点で車が出会ったら、左にいる方が先に通る、というルールです。

これは右方車の方が衝突を回避しやすいからなのですが、実は左が優先される例は他にもあります。

日本の伝統では右より左が格上

例えば、舞台では演者から見て左が上手(かみて)、右が下手(しもて)。右大臣より左大臣の方が格上。着物の前のあわせは右前、つまり左の見頃を右の上にかぶせます。

障子やふすまも同様に右前、つまり家人から見て左側が外側にくるようにします。

近代以前、天皇皇后両陛下が並んで御出ましになる場合、つねに皇后陛下は天皇陛下が自分の左になるようにして立たれました。つまり周りの人からすると天皇陛下が向かって右に見えます。

ただし欧米では逆に右が格上なので、国際化が進んだ現在は場合により逆になります。

同様に、伝統を重んじる京都のひな人形はお内裏様がひな壇の左(向かって右)にきますが、関東ではその逆になります。

ではなぜ左が格上なのでしょう。

起源は古代中国

京都市内の地図を見て思ったことはありませんか。右が左京区、左が右京区。どうして逆なの?と。これは天皇から見ているから。

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