長嶋茂雄、王貞治、野村克也…プロ野球オールスター「伝説の名勝負」 (3/3ページ)

日刊大衆

広島にも所属した山内から、背番号『8』を受け継いだ山本浩二(広島)が、お祭り男の称号も継承しました」(球界関係者)

 そして、史上最多の「球宴通算14本塁打」をマークした山本の後を継いだのが、これも史上最多となる「通算MVP7回獲得」の清原和博(西武他)である。

「高卒1年目となる86年の“初出場で初本塁打”や、90年の剛球を左中間に叩き込んだ与田剛(中日)との勝負など、記憶に残る場面はたくさんありますね」(スポーツ紙デスク)

 中でも特筆すべきは87年。桑田真澄(巨人)との「KK球宴初対決」だろう。高校野球のスターだった桑田と清原。対決の舞台となったのは甲子園だった。

「結果は、桑田のストレートを清原がホームラン。あのとき、捕手の山倉和博(巨人)は外角に構えていましたが、桑田の投げた球は内角高め。真っ向勝負を挑んだのは、間違いないでしょうね」(前同)

 軍配は清原に上がったが、2打席目はオールストレートで桑田が抑え込んだ。

「試合後、桑田は“今日だけは小細工したくなかった”とコメント。清原は“いつかはやられますよ”と桑田を立てていましたが、2人の対決はいつも真剣勝負。だからこそ、引退までKK対決がファンをひきつけたのでしょうね」(同)

 さて、“お祭り男”と呼ばれるのは決まって打者ばかりだが、ときには投手が主役になる場合もある。

 71年の第1戦は、その典型。そう、江夏豊(阪神)による「空前絶後の9連続奪三振」である。
「江夏は前年、5連続を含む8奪三振をマーク。実は試合前、“今年は9連続を狙う”と予告していたんです」(前出の元記者)

 そして、この試合に先発した江夏は、先頭打者の有藤通世(ロッテ)から9番の代打・加藤秀司(阪急)まで、バッタバッタとすべて三振に討ち取ったのだ。まさに、有言実行となったその投球はすさまじく、味方さえ舌を巻いた。

 7月20日発売の『週刊大衆』8月3・10日号では、野球史に残る名勝負と珍事件の舞台裏を大特集している。

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