豊臣秀吉の朝鮮出兵がモデル?中国の歴史小説『水滸後伝』に登場する強敵「關白」の奮戦ぶり (1/3ページ)

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豊臣秀吉の朝鮮出兵がモデル?中国の歴史小説『水滸後伝』に登場する強敵「關白」の奮戦ぶり

貧しい農民から身を起こし、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)は、日本国だけでは飽き足らず、唐天竺(からてんじく。現:中国&インド)まで制服しようと李氏朝鮮へ出兵したものの、あえなく敗れてしまいます(文禄・慶長の役)。

しかし「東の海に浮かぶ小さな島国が、中華大陸に殴り込みをかけてきた」というインパクトは大きかったようで、秀吉をモデルにしたキャラクター(残念ながら悪役ですが)が創作されました。

秀吉がモデルとなった關白とは、いったいどんな人物のか?(イメージ)

今回はそんな一人、中国の歴史小説『水滸後伝(すいここうでん)』に登場する日本の武将・關白(グァン バイ。関白)を紹介したいと思います。

好漢たちと対決!日本人離れした豪傑・關白の奮戦

まず『水滸後伝』とは、明末清初(17世紀)の作家・陳忱(ちん しん)が中国四大奇書の一つ『水滸伝(すいこでん)』の続編として書いたスピンオフ作品です。

時は北宋王朝(建隆元960年~靖康二1127年)の末期、『水滸伝』本編で生き残った梁山泊(りょうざんぱく。現:中国山東省)の好漢たちが、北方より侵略する女真族(じょしん。

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