木村拓哉『教場』続編!Cocomi&Koki,が惚れた“ぶっ壊れ”名シーン3!! (3/4ページ)

日刊大衆

こうした人物像が表れているシーンが大島優子(31)が演じる楠本しのぶが機械式駐車場で足を挟まれたシーンでしょう。

 楠本は、足を挟まれて一時は意識を失った後、風間に助けを求めますが“挟まれたのは何時頃か?”と風間は冷静に状況を聞くのみ。事故現場に来てからも、機械からすぐに助け出さず、楠本と罠にハメた友人との関係を徹底的に聞くだけでした。

 ここだけ見ると、風間の残酷さが際立つのですが、後の救命講習のシーンで挫滅症候群という、長時間にわたって圧迫された人を解放したときに起こる体の異常の説明がされます。このときに、楠本は風間が自身の体を気遣ってあえて助けなかったことを知るんです。同時に、視聴者は風間がただ厳しく冷たいだけではないと、知ることができるシーンだったと思います」

■パブリックイメージを壊す暴言

 次にドラマウォッチャーが取り上げたのは、後編の序盤で井之脇海(24)が演じる南原哲久が起こしたトラブルの場面だ。

「南原は拳銃を密造するとんでもない生徒なのですが、その拳銃を学校に持ち込んでいたことが風間にバレてしまいます。風間は、南原が密造した拳銃を別の教官に発見させて、その銃を手に南原を追い詰め、隠された別の生徒の警察手帳の在り処を聞きます。この拳銃は暴発の危険性もあり、実際に南原はそれで負傷しているのですが、風間は“構わん。すでに右目は失っている”と意に介さず、視線を一切そらさず執拗に南原を攻め立てます。

 あくまで教官だし、木村が演じているわけだから、暴力的なことはないだろう、と最初は思っていたのですが、風間がサングラスを外したあたりから、“あれ? 本当に生徒を撃ってしまうのか”と思うほどの異常な緊迫感が漂っていました。結局、風間は射撃の的に向かって発砲するのですが、生きている南原を見て、ものすごくホッとさせられました。

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