『仮面ライダーセイバー』史上初「小説家ライダー」の“時代読みすぎ”7つの期待 (4/4ページ)
「セイバーのキャラは、ライダー以外のキャラも含めて“ファンタジー”“動物図鑑”“童話”“ファッション誌”とそれぞれ好きな本のジャンルも設定されているほか、年間を通じて10人以上の仮面ライダーが登場することが明かされています。
キービジュアルの時点で、すでに6人も仮面ライダーが登場しているほか、セイバーの強化アイテムの名前が『ジャッ君と土豆の木』で『ジャックと豆の木』がモチーフだったりと、本にまつわるエピソードが、いまから期待できますね。ちなみに、現時点で名前が判明しているライダーは、『セイバー』『ブレイズ』『エスパーダ』『剣斬』『カリバー』の5名です」(前出の特撮ライター)
■常に流行を取り入れるのがライダーの持ち味
また、「これを機に、子どもが本に興味を持てばいいな」「子どもの本離れも絡んでるのかな」という声や、「仮面ライダーもついに流行の異世界モノに乗っかったか」「文豪×剣豪、なるほど流行を取り入れてきた感じだなー。」「仮面ライダーがいま流行の異世界系を入れてきた」
と、世のトレンドを盛り込んでいることに言及している声も見受けられた。
「近年、ファンタジー世界が舞台の漫画や小説が流行しているので、そういったブームも盛り込んだのかもしれません。仮面ライダーは、流行している要素をうまく取り入れることで定評があります。セイバー主演の内藤も発表会見で、セイバーの世界観について“当たり前の生活ができないことが今の世界にも似ている”と、コロナ禍の現状を踏まえたコメントをしていますね」(前出の特撮ライター)
これまでも、仮面ライダーは旬の要素を取り込み、数多くの傑作を生みだしてきたという。
「02年にアメリカの9.11テロ事件の影響を受け“本当の正義とは何か”がテーマの1つである『龍騎』が誕生したり、宇宙探査機『はやぶさ』を筆頭に宇宙が話題になっていた11年に、宇宙飛行士がモチーフの『仮面ライダーフォーゼ』を生み出したり、その時代の空気を取り入れるのがライダーはバツグンに上手い。最近では、18年に“平成の終わり”を題材に”時の王者”という意味で『ジオウ』が、“令和の1号ライダー”という意味も込めて、『ゼロワン』がそれぞれ生み出されています。ちなみにゼロワンのテーマは、”AI(人工知能)”と”いろいろな職業”で、やはり新時代を意識していました」(前同)
『セイバー』には、子どもたちに本の面白さを伝えて、コロナ禍で鬱屈とした世の中に、ぜひ活気を与えてほしいーー。