ダイエットのキーワード「断糖高脂質」実践のための必須ポイントとは? (1/3ページ)

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ダイエットのキーワード「断糖高脂質」実践のための必須ポイントとは?
ダイエットのキーワード「断糖高脂質」実践のための必須ポイントとは?

痩せたい。
体重を落としたい。

ダイエットの方法としてまず頭に浮かぶのは、カロリー制限や運動など。特に「摂取カロリーより消費カロリーが多ければ痩せる」という説は、なんとなく説得力があり、痩せるための「唯一絶対の真理」のように考えられている。しかし、これは本当なのだろうか?

『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂"ダイエット』(扶桑社刊)は、巷にはびこるダイエットにまつわる言説のウソを明らかにし、国内外の数々の研究や論文から、より健康的で、より効果的なダイエット法を導き出す。

一読して目につくのは「断糖高脂質食」「旧石器時代」など、見慣れない単語の数々。これらのワードはどうダイエットと結びつくのか。今回は著者であり、自身も2カ月で30キロの減量に成功した金森重樹さんにお話をうかがった。その後編をお届けする。

■ダイエットの新しいキーワード「断糖高脂質」の実践ポイント

――「断糖高脂質食」に切り替えると、どんな人でも減量できるのでしょうか。

金森:まず知っておくべきは、「食べた脂質がそのまま体脂肪としてつくわけではない」ということです。太る原因は脂肪ではないんです。

じゃあ、何が体脂肪になるかというと、糖なんですよ。食べた糖がインスリンのはたらきで体脂肪に変わるわけです。だから、痩せたいならまず摂取する糖を0にして、高脂質食に切り替える。これが基本になります。

ただ、これだけでは痩せない人もいるはずです。そういう人は体内でエネルギーの代謝がうまく回っていないんです。これは栄養不足に原因があって、過去に断食やダイエットをやっていた人に多いようです。

ビタミンB1やB2、B6、B12といったビタミンB群やビタミンC、ナイアシン、鉄、マグネシウムの一つでも欠けると、代謝がうまく回らずに太る原因になります。これらの栄養素は、「旧石器時代」の食事では完全に満ち足りていたものなのですが、現代の食生活では不足してしまうことも多い。

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