水戸黄門もお気に入り?羊羹で有名な和菓子の老舗「とらや(虎屋)」5世紀の歴史! (5/6ページ)
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とらや
文久三1863年
第14代将軍・徳川家茂(とくがわ いえもち)の上洛に際して御用を承る
※ちょうど同じ頃、関東からやって来た壬生浪士組(みぶ ろうしぐみ。後の新選組)が将軍のお役に立ちたいと願いながら、近づけさえしなかったことを思うと、和菓子づくりで貢献できた虎屋は大変な名誉……とは別に思っていなかったかも知れません。
※実際のところ「東夷(あづまゑびす)に食わせる和菓子はない」、あるいは「京都一の甘味で、あの野蛮な連中をビビらせたろ」などと思っていたのではないでしょうか。
(※1)虎の文字を鐶(かん)=鉄器や箪笥の把手で囲った紋。
(※2)せいろう。和菓子を届けるする際に用いた容器。岡持ち。
(※3)だいじょうえ。天皇陛下の即位式。
こうしてざっと見て来ましたが、井原西鶴や徳川光圀、和宮に徳川家茂……歴史の授業で名前を聞いたような面々がズラッと登場。虎屋は自慢の甘味をもって、歴史の傍らに寄り添い続けてきたようです。
近現代、そして未来へそして明治元1868年に天皇陛下の東京行幸へ随行し、明治二1869年の東京奠都(※4)に伴って東京出張所を開店、今度は経営も軌道に乗って今日に至ります。