賞味期限切れ商品と交換も!? 現役Gメンが明かす「エコバッグ万引き」驚愕手口 (2/2ページ)
それを家にあってもったいないから、という理由だけで行うなんてね。とんでもない話です」(A氏)
もちろん、万引きは立派な犯罪。2006年には法律が改正され、それまで科せられていた10年以下の懲役刑のほかに50万円以下の罰金刑が新たに加わったが、
「常習者のなかには何度も捕まって、その都度罰金を払っている人間もいる。でも、またやるんですね。で、そういう輩に限って、『罰金を払って金がなくなったから』とうそぶく。エコバックが普及したおかげで、常習犯から素人まで、そんな”懲りない輩“が増えているんですよ」(A氏)
最近、スーパーなどでは「エコバック万引き」対策として、購入前の商品と会計を済ませたものとをカゴの色で区別をする、という方法をとっている店も多いが、これとて、完全な防止方法ではないという。
「そもそも、かつての日本では買い物かごが主流で、70年代に入ってからスーパーなどでレジ袋が無料配布されるようになったのは、万引への対策という一面もある。それが、今回の有料化とエコバックへの移行により、元へ戻ってしまう恐れがあるということです」(A氏)
プラスチックが減る代わりに、万引きが増える。この、いたちごっこの行方はいかに……。
(灯倫太郎)