「褒められ待ち」する人の特徴4つ (2/4ページ)

マイナビウーマン

また、ピグマリオン効果といって、人間は他人から期待や予測をされるとその通りに動いてしまうという一般心理があります。つまり「あなたはできる!」と期待され続けると、期待されなかった人よりできるようになる確率は上がるのです。

こうした効果も考えれば、「褒めること」そして「褒められたいと願うこと」はダメなことではなく、問題になるとすれば程度の話です。

■褒められたいと思う人の心理的特徴

では、「褒められたい」欲求はどのような心理が働いて起こるのでしょうか? 心理的特徴を見ていきましょう。

◇(1)承認欲求が過剰に強い

生存するための環境と居場所が整えば、承認欲求が湧くのは当然であることは前述した通りですが、褒められたいという欲求が目的になってしまう人は、承認欲求が過剰に強い状態だといえます。

◇(2)自尊感情が低い

自尊感情とは「自分は基本的に良い人で価値がある存在である」という感情です。

また、自尊感情には2つの意味があり、1つは他者と比較して「自分は良い」と感じる優越性で、もう1つは誰とも比較せずに「これで良い」と思える感情です。

褒められたいと思う人は、このどちらの自尊感情も低いことが多いです。

◇(3)寂しがり屋

人に対する感情は大きく分けると2つに分割することができます。1つは「give(与える)」、もう1つが「take(与えられる)」です。

人は精神的に成長するにつれて、「take」より「give」に充足感を覚えるようになりますが、そのためには幼少期に十分な「take」つまり「与えられること」が必要です。

与えられることを充分にされてこなかった人は、大人になっても「take」を過剰に求めてしまう傾向が強く、それは「寂しがり屋」といった性格として表れることがあります。これは特に恋人に対して表れることが多いです。

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