お手本となる人がいない問題の解決法 (1/4ページ)
定年を65歳とすると、社会人生活は40~45年程度になります。え、長すぎない? こわっ! と今計算して震えています。
昨今、女性の働き方は猛スピードで変化しています。前述したように、40年以上も仕事をする可能性があるけれど、そもそも5年先、10年先の未来に向けてどうキャリアを積むべきか、どう仕事と向き合うべきかさえ悩んでしまいますよね。
社会が少しずつ共働き前提にシフトしていているとはいえ、まだまだ女性は結婚・妊娠・出産といったイベントでキャリアに影響を受けやすく、そういった側面からもロールモデルを求める傾向が強いのです。
■ロールモデルの意味とは
厚生労働省が行っているポジティブ・アクション展開事業 の中で『女性社員の活躍を推進するためのメンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル(平成24年度 厚生労働省委託事業) 』という資料がまとめられています。
本資料の中では、ロールモデルを以下のように定義しています。
「ロールモデルとは、社員が目指したいと思う模範となる存在であり、そのスキルや具体的な行動を学んだり模倣したりする対象となる人材です」。
すっごく雑に要約すると「自分もこうなりたいと思える人」ということです。
■ロールモデルが必要な理由
特に女性にとって必要とされている「ロールモデル」ですが、そもそも何で必要なんだっけ? というところを深掘りしてみましょう。
◇(1)自分の「こうなりたい」が分かる
想像上の「こうなりたい」と、現実にいるリアルな「こうなりたい」では具体性が全然違います。実際に一緒に働いていれば、その人の言動をまねすることができますし、「どうすればいいか?」を直接聞くこともできます。
ロールモデルは、「こうなりたい」を実現するために自分が何をすべきか、何が足りないのかを理解し、アクションプランに落とせる点が大きなメリットです。