佐々木主浩、江川卓、大谷翔平…プロ野球「絶対に打てない魔球」 (5/5ページ)

日刊大衆

バットにかすりもしない剛速球もまた、魔球の一つ。「ワシは170キロ出ていた」と豪語した、カネやんこと金田正一(国鉄他)、160キロ連発でバッターから「球がホップして見える」と言われた大谷翔平(日ハム他)などが見せた剛速球は、プロ野球の華である。「往年のスターの方々には申し訳ないけど、そりゃあ大谷翔平をはじめ、今の若い選手のほうが、あらゆる面ですごいですよ。ただ金田さんに関しては、ロッテの監督だった当時に、一度だけ打撃投手をやってもらったことがあってね。自分で“タコ手”と呼んでた、しなやかな腕の振りも球の回転も、すでに還暦近い年齢だとは思えないほど美しくてね。現役の全盛期には、さぞかし、えげつない球を投げてたんじゃないかなって思ったよ」(愛甲氏)

 握りや投げ方をマネたところで、他人には容易にマネできない、一流投手のボール。魔球が生まれる秘密は、ここにあった。

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