「理念経営」では企業は失敗する? 「理念」を「使命的」にしないといけない理由 (1/5ページ)
このコロナ禍がきっかけで、自分の生き方やビジネスを見直した人は多いだろう。
自分の生き方やビジネスは果たしてこれで良いのか。自分に嘘をついていないか。無理をしていないか。そして「自然体で生き、人生の目的に突き進む」という理想的な生き方への道を模索するはずだ。
そうした悩みに対して経営コンサルタントの松島修さんは「使命」の大切さを説く。『ビジネスと人生に飛躍をもたらす 使命の本質』(幻冬舎刊)は、ビジネス界の成功者たちの事例を交えながら、新しく、そして普遍的な生き方と戦略を提示する。
その核となる「使命」とは一体何なのか。ここでは経営論や自分の使命の気付き方などについて話が展開している。
(新刊JP編集部)
■「理念経営」では失敗することも。経営における使命の大切さ――本書の読者層としますと、やはりリーダー層の方なのかなと思いますが、松島さんはどのようにお考えですか?
松島:私自身はリーダーやイノベーターの方々にまず読んでいただいて、使命の大切さを理解してほしいと思っています。
実際に一部のイノベーターの方は、使命が一番大事だと気付きだしています。
「最新で最古」と書いていますが、この使命という概念は太古からあるものの、現代の人たちからすると、新しい考え方のように映ると思います。その新しい考え方を影響力のある方々が広めていく。例えば教育の中に「使命」を入れる。そうすることで本を読まない方々にも使命が浸透していくのではないかと考えています。
――使命に進むことの大切さをどういう風に伝えていけばいいのでしょうか。
松島:これまで利益重視、自己中心的だった自分に気付き、考え方を変えないといけないという認識を持って、それを周囲にも伝えてもらいたいです。
先ほども申し上げたように、今はちょうど生き方を見直すタイミングにあるわけですが、それは個人の生き方だけでなく企業の経営にも当てはまります。