「理念経営」では企業は失敗する? 「理念」を「使命的」にしないといけない理由 (3/5ページ)

新刊JP

性格には4つのタイプがあります。「獅子タイプ(社交型、外交型)」「雄牛タイプ(目的志向型)」「人タイプ(内省型)」「鷲タイプ(鳥瞰型)」の4つで、例えば「獅子タイプ」はリーダーシップを取ったり、人前に出たりするのが得意なので、その方向に使命があり、自然体で生きることになります。
本書にも書きましたが、営業で「自由にやってきてください」と同じことを獅子タイプと雄牛タイプの人に言うと、獅子タイプの人は、「何て自由でのびのびした良い環境だ」と感激して素晴らしい成績を残しますが、雄牛タイプの人は、「何て酷い環境だ、明日、辞めてやる」ということになりかねません。それほど性格差があるのです。

自分がどういう人なのかを認識できれば、使命の方向が明確になるので、まずはそこを探るといいですね。使命はチームで達成するものなので、チームを作る上でも皆の性格タイプを知っておくことが大切です。

――人間の根本的な部分といいますか、まずは自分を知る。そう聞くと、先ほどおっしゃっていた「最新で最古」という言葉は納得がいきます。「使命」は新しい考えのように思えるけれど、実は普遍の原理であると。

松島:その通りです。

――人生にはいろいろなことが起きます。「こんなはずでは」という失敗もあると思いますが、使命に進むという生き方における「失敗」の捉え方についてはどのようにお考えですか?

松島:「使命に進んでいるから成功するはずだ」という考え方をする人がいますが、それは使命を自分の武器にしてしまうことからくる概念です。
失敗は自己中心的な考え方に陥ってしまうと生まれてくるのです。

松下幸之助さんなど、真に成功した人たちは、天に愛されているという感覚が強いです。
自分の能力を超えて、事が進むからです。
そして、「天に愛されている」の次のステップが「天とともに歩む」であり、これが使命の本質として、一番大切な概念です。
天に愛され、天とともに歩む、つまり、自分の願いや、やりたいことが天の願いと一致していくことが使命に進むことです。

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