「胎児入りの子宮を生で…」本場韓国でも激レアな“幻のメニュー”を実食ルポ (2/2ページ)
おそるおそる、セキフェがあるか? と頼むと、店員はうなずきながらも驚いた顔をしていた。日本人が頼むケースは珍しいのだろう。しばらく待つと、キムチや青唐辛子などの小皿とともにセキフェは運ばれてきた。表面には海苔とネギとゴマがピッチリ敷かれていて中は見えない。おそるおそるスプーンでかきまわすと、中から生肉が出てきた。液体は血の赤だ。こう書くととてもグロテスクな料理に聞こえるが、ユッケが液体に入ってるという感じで特に気持ち悪さはない。酢を入れるとますます食べやすくなった。
このお店のセキフェは、子宮をみじん切りにしたもので、胎児は入っていなかった。僕はホッとしたが、編集さんは少し残念そうだった。
たまには食べるかと言って、一緒にテーブルを囲んだタクシーの運転手は、
「久しぶりに食べたな。でも昔の方が美味かったような。鮮度が良かった気がする」
とちょっと納得いかないようだった。
昔だって、食中毒が発生してたんでしょ!! と思ったが、胸に押し止めた。
現在ではなかなか食べる機会がないセキフェだが、もしチャンスがあったら食してみてはいかがだろうか?
(写真・文/村田らむ)