韓国屈指の自死スポットで何が!?「励ましプロジェクト」で飛び降り死が10倍に (2/2ページ)
その報道を見た人は、
「麻浦大橋に行けば死ねるんだ」
と認識した。
そして皮肉なことに、麻浦大橋での自死者が急増した。
2012年の段階では15件だった自死者(未遂者も含む)は、2013年には93件、2014年には184件と10倍以上に増えてしまった。
僕が橋を渡ったのは、2014年の最も自死が多い時期だった。2日に1人が飛び降りる、異常事態だったわけだ。
そして2016年、橋の欄干を1.5メートルから、2.5メートルへと1メートル高くし、飛び降りづらくすることにした。
結局、物理的に、飛び降りられなくするという、シンプルな方法に落ち着いたわけだ。
韓国は自死大国として知られているし、日本も負けず劣らず自死の多い国だ。自死スポットでの水際の救出も大事だが、そもそも自ら死を選ばずにすむ国にすることが大事だろう。
(写真・文/村田らむ)