病と事故で両指が動かなくなったピアニスト、「魔法の手袋」で20年ぶりにピアノを弾く(ブラジル) (4/5ページ)
View this post on InstagramA post shared by João Carlos Martins (@maestrojoaocarlosmartins) on Sep 22, 2020 at 3:33am PDT
両指の鍵盤への感触を味わうように、ゆっくりとピアノを弾くマルティンスさんがこの日披露したのは、アレサンドロ・マルチェロのオーボエ協奏曲をバッハが編曲したという曲だ。
「魔法の手袋」と報じられているこの手袋で、再びピアニストとして復活したマルティンスさんは、今月ニューヨークのカーネギーホールで60周年を祝うコンサートを開催する予定となっている。
現在は、手袋をはめて早朝や深夜に練習しているというマルティンスさんは、両指で再びピアノを奏でることができた喜びをこのように語っている。
これで、完全に問題が解決したというわけではありませんし、昔のように演奏スピードを取り戻せるかどうかもわかりません。
ただ、ピアノをまともに弾くことができなかった時の私は、体は生きていても心が死んでいました。
今は、8歳のビギナーのように1から練習し、やり直しています。
これまで、過去50年間にわたり100を超えるガジェットをいろんな方から受け取りましたが、どれもうまく機能しなかったり、長続きできるものがありませんでした。この魔法の手袋は、私に目標と希望を与えてくれました。