病と事故で両指が動かなくなったピアニスト、「魔法の手袋」で20年ぶりにピアノを弾く(ブラジル) (2/5ページ)
さらに神経変性疾患であることが判明した。
また、後にブルガリアでのツアー中に強盗に金属パイプで頭を殴られるという悲劇にも見舞われ、マルティンスさんの人生は波乱万丈に満ちたものとなった。
・指の自由を奪われても不屈の精神でピアノを奏で続けた
ピアノを演奏することは、マルティンスさんにとっての生きがいだったが、指が動かなくなってしまった。
2000年以降は、主に指揮者として活動していたが、ピアニストでいることを諦められず、実に24回もの指の手術を受けながら、右手においては数本の指だけを使いピアノを奏で続けて来た。
View this post on InstagramA post shared by João Carlos Martins (@maestrojoaocarlosmartins) on Apr 22, 2020 at 3:04am PDT
しかし、最後の手術時にはおそらくピアニストとしての活動がこれ以上は困難ということに本人も周りも気付いていたようだ。
2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックの開会式では、マルティンスさんは右手の指1本と左手だけでゆっくりとブラジル国家を演奏。