数学の才能は生まれつきか?環境か?遺伝子がどれくらい関係するのか調べてみた(ドイツ研究) (2/3ページ)

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・幼児期の経験(環境)もまた重要
ただし、この結果には注意が必要であると、米ピッツバーグ大学のメリッサ・リベルタス氏は第三者の立場から『Inverse』で解説している。
彼女によれば、確かに遺伝子と灰白質の体積と数学の力とには関係があるかもしれないが、就学前の幼児期に数に触れた経験もとても大切なことなのだという。
たとえば、子供の頃に「数を数えなければならないボードゲームで遊んだり、買い物のときに親からお金の話をされたり、料理で計量したり」といった経験が数学を理解するための重要な土台になる。
今回の研究では、3~6歳と7~9歳の2時点での結果を調べただけで、子供たちがその間にどのような育ち方をしたのかまでは触れられていないと、リベルタス氏は指摘する。

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・生まれか? 育ちか?
数学の力と遺伝子が関係していることは揺るぎない事実であるようだ。