立浪和義インタビュー「将来の目標は中日ドラゴンズの監督です!」 (4/5ページ)
「これからドラゴンズの中心になっていかないといけないんだぞ」という無言のメッセージをいただいた気がして、とてもうれしく思ったのを覚えています。
――星野氏から学んだものはなんでしたか。
立浪 勝負の世界の厳しさや、勝利に対する強い執念を教わりました。そこで得られた教訓があったから、自分はプロの世界で長くやらせてもらったと思っています。
■三冠王に教わったこと
――立浪さんのデビュー前年、三冠王だった落合博満氏がトレードで中日入りしています。
立浪 若い頃はすごくかわいがってもらいましたね。もちろん野球を教えてもらいましたし、バットの選び方なども教わりました。
――厳しさのようなものは感じましたか。
立浪 後輩に厳しいというよりも、己自身に厳しい方でしたね。マインドが、すべて野球に向いていると言いましょうか。食事からマッサージまで、常に自分の身体に気を遣い、ベストな状態を保っていました。技術はもちろんですが、そういう姿勢がプロ中のプロだなと感じました。
――後に落合氏は中日の監督に就任し、不仲説も囁かれたりしましたが、実際のところは?
立浪 特に何も言われませんでしたね。キャンプの練習メニューが白紙だったりと、調整はすべて僕自身に任せてもらっていました。後に僕はレギュラーから外されて、現役時代、最後の3年半は代打として起用されます。そこで落合さんが代打という切り札を、どこで使うのかといった采配を学ばせてもらいました。
――今までとは違った目線の野球を経験されたと。
立浪 はい。そのうち、代打を出すなら、この場面だなといった監督目線の考え方も読めたりしてきました。
――落合監督のもとで過ごした期間を、どのように思っていますか。
立浪 辞めるときに華々しくレギュラーで終われたら、それはもちろんベストです。