太った記者がガチ相談! 「ゆるヤセ」著者に聞く、無理せずヤセるコツとは? (1/4ページ)
このコロナ禍で太ってしまった男性は多いだろう。
テレワークや外出しないことによる運動不足、なのに食べる量は変わらない。お腹が出てきたが見て見ぬ振り…というわけにもいかなくなってきた。
そんな男性に向けたダイエット本がある。
一般社団法人日本ヘルスアップダイエット協会代表理事の大上まりあさんが執筆した『ゆるヤセ』(白夜書房刊)だ。「ゆるヤセ」の特徴は、たった3つのメソッドで、ムリなく、健康的に痩せるというもの。さらに、なぜ人は痩せるのかという、原理を詳しく説明してくれている。
この本に出合い、さっそく「ゆるヤセ」を実践中の新刊JP編集部・金井が著者の大上さんにその極意を伺った。後編では「ガチ相談」を行い、目標設定の仕方などについて教えを乞いている。
(聞き手・記事/金井元貴)
■記者も実践している「ゆるヤセ」 ダイエットの目標設定の仕方に注意!?――実は私もコロナ禍で太りまして、この本に感化されて「ゆるヤセ」を実践しはじめまして、「水を飲む」「食事の時間に気を付ける」「チートを使う」という3つの達人になれるように奮闘しています。それで、とりあえず目標を定めようと思いまして、2ヶ月で6kgの減量を目指しているのですが、この目標の置き方はどう思いますか?
大上:金井さんは何歳なんですか? あとは身長と体重を教えてください。
――36歳で、171cm70kgあります。
大上:なるほど。まずは念頭に置くべきは、30代後半以上って急に体重を落とすとシワができちゃう年齢なんですよ。20代の頃に比べたらはるかに老化しやすくなっている。これが50代ならたるみを抓めるくらいになります。だから、痩せたけれど老けたということが起こりえるんですね。
では、どんな目標の置き方が理想的かというと、1ヶ月の減量は体重の5%以内までとするんです。
――例えば60kgの人ならば、5%だから3kgですね。
大上:そうです。