美大生と表具師がコラボした 新しい日本画・掛軸のかたち 『第2回 掛軸と絵画の未来展』 ~美大生と表具師 紙文化を未来へつなぐ~ (4/9ページ)
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■企画主旨
掛軸とそれを仕立てる表具師・経師は、日本の絵画・書の制作と鑑賞を支えながら、ともに長い歴史を歩んでまいりました。しかし現在、和室や床の間は減少し、一般市民が掛軸をかけることも、ひいては日常生活のなかで書画をたのしむ文化も衰退しつつあるように感じられます。
一方で日本画界においても、近現代はより自由な描法や大きな画面を求めて、掛軸から額・パネルへと表現の場が移りました。掛軸を選択肢とすることさえほとんどなくなっていると聞きます。
これらの時代の変化は表具師・経師にとって、多様な技術や知識の継承を困難なものとし、同時代の美術への関心を希薄にしてしまっているのも実情です。