身長と遺伝の関係。背の高さを決める遺伝子の配列がついに特定される(国際研究) (2/3ページ)

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・身長の差異を説明できる遺伝子マーカーを発見

 なぜ遺伝子解析の結果と双子の研究の知見が一致しないのか?

 その理由としては、ゲノムワイド関連解析では抜け落ちてしまう珍しい突然変異遺伝子の影響という説、遺伝子同士の相互作用が原因であるとする説、そもそも過去の双子の研究自体が間違っているのだといった説などが提唱されていた。

 だがオーストラリア・クイーンズランド大学のピーター・ヴィッセル氏らはまた別の仮説を唱えていた。

 それぞれはごく小さな影響しかないが、数だけならもっと普通にある一般的な突然変異遺伝子が原因なのではないかというのだ。

 同氏が試算にしたところ、一般的な突然変異は身長の差異の40~50%を説明できると考えられたという。

 そしてその後、ヴィッセル氏も参加するGIANTという国際コンソーシアムの研究によって、70万人分の遺伝子データから身長の差異の25%を説明できる3300の一般的な遺伝子マーカーが発見された。


・身長の差異をほぼ説明することに成功

 そして今回、10月27~30日に開催されたアメリカ人類遺伝子学会での発表によれば、201のゲノムワイド関連解析で収集された410万人分の遺伝子データから、さらに40%を説明できる9900の一般的な遺伝子マーカーが見つかったとのこと。
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