たった一人で30年、手作業で村の為に水路を作った男性(インド) (3/3ページ)

カラパイア

彼は自分のためではなく、この地域全体のためにこの偉業を成し遂げたのです」

「多くの人が恩恵を受けることでしょう。この功績のおかげで、今ではみんなが彼のことを知るようになりました」地元の教師、ラム・ヴィラス・シンは言う。


Meet Laungi Bhuiyan, a man from Bihar who digs out canal single-handedly

・ようやく話題となり時の人となる

 この話がSNSで広まると、ブイヤンさんは"水路マン(Canal Man)"と呼ばれるようになった。また、かつて村への道を作るために、やはり20年をかけて粗末な道具だけで山を削った、ダスラト・マンジーさんという農夫がいたことから、"ビハールの第二の山男"とも言われる。

 最近、ブイヤンさんのこの偉業を大きく取り上げたあるツイッターユーザーが、インドの億万長者アナンド・マヒンドラにタグづけして、このコティラワのヒーローを支援して、トラクターを使えるようにしてくれないかと訊ねたことがニュースになった。マヒンドラは、インドの自動車会社、マヒンドラグループの会長だ。

「彼の水路はタージマハールやピラミッドに匹敵するすばらしいモニュメントだと思います。この英雄に弊社のトラクターを使ってもらうなんて、まさに光栄ですよ」億万長者は語った。

 多くの人がSNSで、ブイヤンさんの忍耐力を称賛する一方、彼を支援しなかったとして、インド政府を攻撃するのにこの話を利用する人もいた。

 政府がやるべき仕事をちゃんとしていれば、ブイヤンさんは何十年もこんな苦労をするはずはなかったし、コティワラの住民ももっと早く水路の恩恵を受けられたというのだ。

 また、遅まきながらブイヤンさんの成し遂げたことをきちんと認め、適切な補償を与えるべきだとまで言い出す者もいるという。

References:dnaindia/ written by konohazuku / edited by parumo

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