「モモタロスが鬼舞辻無惨!」200億超え『鬼滅の刃』と佐藤健『仮面ライダー電王』5つの因縁 (3/5ページ)
ちなみに三木眞一郎演じるキャラはイレギュラーな設定で「お助けキャラ」とする声もあり、ファンの間でも意見が分かれている。
■無惨の声優が、善玉の“鬼”として佐藤と共闘
「関が演じるモモタロスは、正義感から裏切ったわけではなく、根は人情家とはいえ“強くカッコよく戦う”がモットーのイマジンでした。憑依した相手が不幸にもイマジンを制御できる“特異点”体質の良太郎(佐藤健)だったことから、なし崩し的にバディ関係を組むようになったんです。話が進むにつれてモモ以上に破天荒なイマジンばかりが仲間になったので、相対的に常識人枠になりました(笑)」
『モモタロス』のS.H.フィギュアーツ(真骨彫製法) (※画像はAmazonより)
「俺の必殺技パート2!」「最初からクライマックスだぜ!」などなど、非常に印象に残るフレーズを生み出してきたキャラクターのモモタロス。無惨とはまったく違って善人だが、外見は赤鬼そのものなので、後年の作品にゲスト出演した際は敵に間違われたり、室町時代に飛ばされた際は本物の鬼と間違われたこともある。
「演じた関本人は『電王』出演を“神様からのご褒美”として、非常に愛着を持っています。ちなみに今年10月4日の『山形純菜 プレシャスサンデー』(TBS系)に出演した際に、モモタロスと無惨、両方の名セリフを披露しています(笑)」
■炭治郎に匹敵する優しさと芯の強さ
いまや大スターの佐藤も当時17歳で、“不幸体質の少年・野上良太郎”を演じていた。現在の佐藤のイメージと違い、ひ弱で、一見すると非常に頼りないキャラクター。当時は歴代最弱の主人公として話題になっていた。
「しかし、弱いのは肉体だけ。