「都民を名乗れるのは23区だけ...?地方から来て体感した『東京ヒエラルキー』の実態」【○○に引っ越して驚いたこと】 (1/2ページ)
地元を離れて違う街に引っ越して、風土や食文化の違いに驚いた経験がある人、きっと少なくないはずだ。とくに県をまたいで移動する場合は、そうしたカルチャーギャップに直面する機会が多くなる。
Jタウンネットでは、「○○県に引っ越して驚いたこと」というテーマで読者投稿を募集している。今回は、宮城から東京に引っ越したH太さん(30代男性、会社員)からの投稿を紹介したい。
憧れの東京生活のはずが...大学進学を機に上京したH太さん。東京西部の某市に住み始めた彼は、
「東京のピラミッドの奥深さ」
に直面したという。
地方民から見れば、港区も八王子も同じ東京。しかし、実際に都内に引っ越したH太さんは、同じ都民の中にも、漠然とした「ヒエラルキー」が存在することに気付いたという。
いったい、どういうことなのか。彼の投稿を詳しく見ていこう。
「一応23区です」の悲哀「地方の人間は大体似たところがあると思いますが、『東京』というものに漠然とした憧れがありました。(地元の宮城に)旅行などで『東京から来た』と言う人がいると、なんだかうらやましく見えたものです」
上京前に抱いていた東京のイメージについて、こう説明するH太さん。要するに、東京に住んでいるということ自体が、ある種のブランドやステータスに見えていたということ。「地方民あるある」の定番だろう。
その後、都内の大学に進学し、憧れの東京生活を始めることになったH太さん。
家賃を抑えるため、東京23区外に住むことに決めた彼。ほどなくして、次のような点に気付いたという。
「東京都民の中にも細かくヒエラルキーがあり、まず23区以外は『都下』と呼ばれ、都民によってはそれを(半分冗談だとは思いますが)東京都とは認めていないことを知りました」
東京都内のヒエラルキー。言われてみれば、筆者も神奈川から上京して10年になるが、どことなくそうした空気を感じる機会はあった。
とくに、長いこと東京の中でもかなり千葉寄りのエリアに住んでいたので、コンパなどではやや自虐的に「一応23区です」と言ったこともあった。思い返せば、これも東京ヒエラルキーの一端だったのかもしれない。