長期間、独房に閉じ込められると人はどうなるのか? (1/3ページ)
独房に長期間閉じ込められると人はどうなる?/iStock
今コロナ禍のせいで、人と人の交流は大きく制限されている。好きな人に思うように会うことができず、誰しも大なり小なり孤独を感じていることだろう。
だが世の中には、ウイルスが大流行する以前から、ずっと極端な形で孤独を強制される場所がある。それは刑務所にある独房だ。
独房に入れられた受刑者は、人との接触が禁じられ、娯楽は許されず、太陽の光さえも奪われる。ほとんど刺激のない狭い部屋に閉じ込められた状況は、経験者に言わせればこの世の地獄であるという。孤独を好むタイプの人間ですらこれには耐えられないかもしれない。
・感覚が遮断され、気が狂いそうになる
元受刑者のFive Mualimm-Ak氏は、12年間の服役期間中、じつに5年を独房で過ごしたと動画の中で告白している。
「一人きりで座って、時間のことを気にし始めたら、気が狂ってしまう」とMualimm-Ak氏。
愛する家族や友人のことを考えたりするが、考えたところでどうにもならない。やがてそうしたことから気を紛らわせようと、石鹸で人形を作ったりする――。その苦しさは味わった者にしか分からないと語る。
What Happens When You Spend Weeks, Months, or Even Years in Solitary Confinement
・まず感覚が遮断される
独房に入るとまず感覚が遮断される。音は聞こえないし、周囲の風景は常に同じ。体を動かすこともほとんどできない。
また他人から受け入れられることもない。食事や水、医療品や生活に必要なサービスを与えてくれる唯一の他人は、独居房の受刑者を無視するよう訓練された刑務官だ。