長期間、独房に閉じ込められると人はどうなるのか? (2/3ページ)
Mualimm-Ak氏の友人でやはり元受刑者のTerrence Slater氏は、1年間の独房で、体がすっかり衰弱してしまったという。独り言をいうのにも疲れ果てているほどで、やがて頭の中で自分に語りかけるようになったそうだ。
Slater氏によると、独房と独房は斜向かいになるように設置されている。これは他の受刑者と会話ができないようにするための意図的なものだ。だから受刑者たちはドアの端から斜め向かいにいる相手に向かって呼びかけるのだという。

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・独房は必要悪か?
アメリカの場合、受刑者はちょっとしたいざこざで独房に入れられる。Mualimm-Ak氏は配膳係をやっていたとき、食事を盛りすぎたことを咎められ、これがきっかけで独房に入れられた。
それも最初は90日の予定だったのが、ほかの受刑者と雑誌のやりとりをしていることが見つかってしまい、さらに90日間延長された。
刑務所側は独房は必要悪だと主張する。ルールに従おうとしない受刑者をきちんと従わせるには、そのような罰則が必要なのだと。
しかし独房での監禁は、現在の刑罰システムにおいてもっとも極端な罰則であり、刑務官が一方的にその適用を判断するのは妥当ではないという意見もある。
Solitary Confinement Project: The Last 4 Hours
・孤独によって心と体が蝕まれる
独房は健康を大きく害するほどに過酷だ。さらに出所した後の再収監率が高いというデータもある。