私って需要ないの? 「結婚できない理由」7つ (4/7ページ)
結婚して、パートナーが扶養される必要が生じた場合には、パートナーの生活を自分の生活水準と同じに保つ義務があります。
例えば、共働きの夫婦の片方が失業したとします。その場合、「おまえは働いていないから、質素に暮らせ」という言い分は通らないのです。
夫婦がお互いを扶養する義務があるということは、男女とも経済力が必要であることを意味しています。
◇(3)婚活をオーディションやコンテストだと思っているから
オーディションやコンテストでは、勝者は1人しかいません。より多くの“審査員”に選んでもらう必要がありますし、関係性としては「審査員>候補者」です。
しかし、婚活はマッチングですから、お互いが審査員であり、立場は平等です。男性100人に選ばれても、自分が良いと思わなければ成立しないのが、マッチングなのです。
このあたりの違いが分からないと、「婚活パーティーで誰も寄って来ないから、私は需要なしなんだ」と落ち込んだり、婚活をやめてしまうことになったりします。
人が寄って来ないとしたら、自分から行けばいいだけのことですし、そもそも婚活パーティーは、あなたの魅力を最大限にアピールできる場なのでしょうか?
繰り返しますが、婚活は「選ばれ競争」ではないことを忘れないでください。
◇(4)「いい話」を信じ過ぎているから
ドラマや芸能人のウエディングストーリーは、「偶然に出会った人と、とんとん拍子にうまくいく」パターンが多いものです。
そういったストーリーをたくさん目にしている人ほど「決まらないから、ダメだ」とすぐに投げ出してしまいがちですが、ドラマや芸能人は「夢を見せる」ことが仕事なので、必ずしも現実と一致しません。
結婚が簡単に決まる人は、ごくごく少数です。恋人ができるまでに1~2年、交際して1~2年、結婚のタイミングが来るまでに1~2年かかることはザラですし、どのカップルも口に出さないだけで、結婚するまでにゴタゴタの1つや2つあります。