次亜塩素酸水、うがい、抗体検査…専門家が「コロナ対策」の有効度を総点検! (4/4ページ)
対策の一環として、今や設置していない店のほうが珍しいテーブルの仕切り板は、理化学研究所などが集まったコロナ対策チームが次世代スーパーコンピューター「富岳」を使ってシミュレーションを行い「床から140センチ以上で対面者の飛沫量が10分の1になる」ことがわかっている。同チームはスパコンによるさまざまなコロナ対策の演算を行っているので、気になる方は一度、ネットで検索してみるといいだろう。
最後は、抗体検査について。検査時点での感染については判別できず、過去のコロナウイルス感染履歴がわかる検査のことだ。コロナはインフルエンザのように、同型のウイルスに再感染することがないかどうかも不明なため「過去の感染歴を知って何の役に立つのか」という意見もある。那須氏は実際に抗体検査を受け、過去の感染歴が判明した経験を持つ。
「私の場合、コロナで亡くなった方と接触していたのですが、体調が悪いのにPCR検査を受けられず『自分はコロナだったんじゃないか』というモヤモヤが続いていました。抗体検査でそれがはっきりして、スッと気持ちが晴れましたね。仮に次に同じ症状で体調が悪くなった時、医師には『実は以前にかかったから、PCR検査を受けたい』という説得材料にもなります。これからの季節は、例えば故郷への帰省を考えている人が抗体検査を受けて、濃い反応が出たとします。それが無症状でも、自分が直近に、コロナウイルスに感染するような環境にいた証明になる。すなわち、他人にウイルスを運ぶ側になる可能性があるということ。『実家に帰るのはやめとこうかな』という判断もできますよね。自分がクラスター源にならないよう活用できる検査だと思います」
正しい防衛法、感染させない対策で春を迎えたい。