次亜塩素酸水、うがい、抗体検査…専門家が「コロナ対策」の有効度を総点検! (3/4ページ)
換気ができないような場所では、次亜塩素酸ナトリウム水溶液や引火性のあるアルコールを室内に噴霧ができないため、次亜塩素酸水を噴霧して除菌することが可能です」
問題は、生成法が異なるため効力が違う、あるいは成分表記のあいまいな「怪しい」製品が存在したり、保存状態しだいで劣化が早まり除菌効果が薄れることだ。
「空気清浄機などに注入して室内に噴霧している飲食店などがありますが、あれは成分によっては、吸い込むとかえって健康被害が出るおそれがある。無人の部屋に噴霧し、部屋自体の消毒が終わってから人が入るのが正しいやり方です」(医療関係者)
うがいなどの口腔ケアの必要性については、中原氏がこう答えた。
「昔からある風邪の予防方法はおおむね、コロナウイルスにも有効。当然、うがいも有効です。水より塩水やイソジンのようなうがい薬のほうがより効果的です」
予防とは関係がなさそうな歯磨きも実はかなり有効で、
「口内の歯周病原細菌を減らすことでインフルエンザウイルスの細胞への付着を阻害できることがわかっており、同様の性質を持つコロナウイルス予防にも有効です」(歯科医)
というわけで、1日数回の歯磨きを推奨している。
5月末の緊急事態宣言解除以降、人の移動制限・外出自粛には感染拡大防止と経済循環の矛盾がつきまとい、その是非について評価が割れている。元大阪府知事の橋下徹氏は11月16日の「グッとラック!」(TBS系)で持論を展開した。
「政府と専門家会議は4月に出した緊急事態宣言の効果の検証をやっていないので、人の移動が感染を広げるかどうかわかっていない」
一方で、6月に大阪府が主導した専門家会議では、大阪大学の中野貴志教授が「感染拡大の終息に、外出や休業要請による効果はなかった」と明言。政府がなんとなく国民に忖度させている現状では、橋下氏の言うように、実効性は不明のままだ。
コロナの被害をモロに受けた飲食業界ではさまざまなコロナ対策を凝らし、営業を再開するところが増えた。