日本海で「中国船」の違法操業が横行、頼みの綱は自衛隊の「省人化」に!? (1/2ページ)

Asagei Biz

写真はイメージです
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 日本海のほぼ中央に位置する大和堆は資源豊富な漁場として知られ、日本の漁業者によりカニ籠漁、底引き網漁などが行われてきたが、とりわけ盛んだったのがイカ釣り漁だ。ところがこの海域にこのところ中国漁船が大量に出現、荒らしまわって日本の漁業関係者もほとほと困り果てているという。

「違法操業する中国漁船があまりに多く、日本の漁船が割って入ることもできないほど。去年は北朝鮮の漁船が多かったのが、今年はごくわずかで、代わりに中国漁船が登場してその数なんと40000隻。海上保安庁も退去を求めるのに手を焼いています」(全国紙記者)

 そこでこの目にあまる違法操業が国際問題化し、「第2の尖閣問題」になるのではとの懸念が高まっているが、当の中国は、王毅・外相が日本を訪れた際の11月24日、「一部の真相が分かっていない日本の漁船が絶えなく魚釣島の周辺水域に入っている事態が発生している」と発言し、日本側の猛反発を買っているぐらいだから、第1の尖閣も第2の尖閣もないのだろう。

 その尖閣や大和堆に入り込む中国船団の中には、「海上民兵」なるものが多く含まれるとされる。普段は普通の漁民だが、必要に応じて軍隊の一部として働く。一種のパートタイムのようなものだが、中国国内でその軍船の数は3000隻に及ぶとされる。中国人民解放軍は、民間人の中にも武力を保持しているのだ。

 ところが翻って日本の自衛隊。その人員充足率はおよそ8割でしかなく、常に人手不足の状態だ。それで中国の脅威に対応できるのか、不安がよぎるのは当然だ。

 そこで防衛庁では2018年から自衛隊の「省人化」を進めている。つまり、自衛隊員が足りない分をAIなどのテクノロジーで補おうというのだ。

「2018年12月に閣議決定された『防衛計画の大綱』では、この慢性的な自衛隊員不足を『喫緊の課題』として対処すべき問題としています。そこで技術の研究開発を進めて、少ない人員でも任務を遂行できる体制を整えようというわけですが、少子高齢化、人口減で働き手不足なのは自衛隊も同様ということです」(自衛隊に詳しいジャーナリスト)

 例えば、人体の関節部に装着して電動モーターの動きで重いものの上げ下げをサポートする「パワードスーツ」や、遠隔操作の小型偵察機などだ。

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