宇宙空間でもグングン育つよ。初の根菜、ラディッシュの成長記録を早回しで (3/3ページ)

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このプログラムのマネージャーであるニコール・デュフォー氏は、NASAの声明でこう述べた。

さまざまな作物の栽培は、微小な重力で繁殖できる植物の品定めだけでなく、長期ミッションを行う宇宙飛行士に最良の品種や栄養バランスの決定に役立ちます

 今回収穫されたラディッシュはホイルに包まれ、来年予定されている地球への旅に備えて冷蔵倉庫で眠っている。一方、地球にいるチームは比較用の作物を栽培中だ。宇宙で育った作物との違いを調べるためISSの栽培装置と同様の装置で栽培をすすめているという。


・宇宙で生産できる新鮮な食料を求めて

 こうした植物実験は、月や火星に向かう宇宙飛行士に新鮮な食事を提供するためのもの。

 地球を離れて何カ月から何年もの間フリーズドライ食品のみで過ごすのは過酷だし、補給のコストも高くつく。そういう意味でも宇宙で生産できる食料は絶対に必要なのだ。

 こうした事情から研究者たちはあらゆるものを調べている。その対象は培養肉はもちろん人間の排泄物とバクテリアからできるベジマイト風な食べ物など幅広く、もはや味どころではない。だがその場で穫れる野菜なら宇宙飛行士にとってもはるかに魅力的だ。

 ISSの次なる実験は種子から作る作物だという。一歩ずつでも着実に進められるミッションの成功を願わずにはいられないが、宇宙でフレッシュサラダが手軽に食べられる日はそう遠くないのかもしれない。

References:cnet など /written by D/ edited by parumo
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