原巨人「大流血の来季30億円補強」と「プロ野球改革」大野望 (2/6ページ)

日刊大衆

3点リードで迎えた2回1死走者なしの場面で、甲斐は今村信貴の2球目を強振し、左中間の最深部に運んだ。

「セのセオリーにはない攻撃で、巨人のベンチも驚いていました。セの下位打線なら、まず塁に出るため、単打狙いで当てにいく場面。あるセの球団スコアラーは“ソフトバンクは引っ張った打球の速さが違う”と、目を丸くしていました」(スポーツ紙巨人担当記者)

■投手陣も力の差は歴然

 投手陣も、力の差は歴然としていた。

「初戦で投げた菅野はセを代表する速球派ですが、“かわすピッチャー”になっていました。パのバッターは、150キロ半ばから後半のストレートで押すパワーピッチャーに慣れている。通常140キロ台後半、勝負どころのみ150キロ台前半という菅野の直球は通用せず、変化球頼りになってしまった。2戦目の今村は変化球をコーナーに投げ分ける典型的な技巧派投手ですが、これもまったく歯が立たず、打ち込まれました」(前同)

 原監督は完敗に終わったシリーズ後、「FAやメジャーから1〜2人取ってきたぐらいでは、ソフトバンクに追いつけない」と漏らしたという。

 その危機感の表れだろう、巨人はオフに突入するや、“血の入れ替え”を断行した。投手陣では宮國椋丞や田原誠次、野手陣では吉川大幾ら支配下で8人、育成で12人の計20選手を戦力外に。故障を抱える直江大輔、山下航汰らには支配下から育成契約に切り替えるシビアさだ。

「原監督が裏でやろうとしている改革の一貫ですよ」

 今年、原監督に関する著書を出版するなど、巨人の内情に詳しい前出の江本氏は、球団再建計画の一歩目だと見ている。

「今の巨人は発展途上のチーム。いつまでも成績が上がらない選手をバンバン切って、“安閑と野球をするな”と刺激を与えているのだと思います。

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